柳川の秋祭り「おにぎえ」の保加町どろつくどん木札

遠くで鳴り響く祭り囃子に、
思い出したように8ヶ月ぶりの更新を。…8ヶ月ぶりて。
去年作ったそのお祭りの木札の事など。…去年て。

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柳川市で毎年10月の連休中に行われる、三柱神社秋季大祭「おにぎえ」。
おにぎえ大祭奉納の山車「どろつくどん」は、福岡県無形民俗文化財に指定されており、旧柳川市内のいくつかの町単位で山車が出ます。中でも保加町の山車が江戸時代に演舞奉納したのが「どろつくどん」の始まりと言われてます。

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その保加町どろつくどんの皆さんが首から下げる木札(50枚)を依頼いただきました。
半被の染め抜きからデータ作成し、実製作のレーザー加工は薬院六つ角のFAB STATIONさんに。材質は、拍子木などに使われる「樫」。レーザー刻印の深さなどの仕上げアドバイスのおかげで良い出来に仕上がりました。

以下どろつくどんの様子など。今年のおにぎえは明日が最終日。

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丸に「ほ」、の保加町。江戸時代は外町と書いて「ほかまち」でした。

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三柱神社での奉納を起点に、旧市内を廻ります。普通に道路を巡るので交通規制が出ます。

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会社や商店の前で商売繁盛を祈願して踊る。

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夜中まで続く。

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どろつくどんの他にも「踊山」という山車も旧市内を巡ります。山を引くならこっちがいい。

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仕事場のある本船津町も昔は山車があったんですけどね。人口減に加えて火事による山車消失など、復活することはないでしょう。名残りの半被です。