京型胴長尺八と荘厳(西)

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尺八(壁框内寸が一尺八寸)仏壇木地。

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木痩せ防止と継ぎ目割れ防止に布着せ、和紙貼りを経て砥乃粉下地。そして研ぎ。
(工程詳細:「1. 木地から下地 (京型尺六 東)」)

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中塗り、研ぎ、上塗りを経て箔押し。
(工程詳細:「2. 塗りと箔押し (京型尺六 東)」)

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組立。
(工程詳細:「3. 金具打ちと組立 (京型尺六 東)」)

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出来上がり。

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仏具設置。
今回ご希望により五具足(火立2、花立2、香炉1)にて納めさせていただきましたが、三具足(火立1、花立1、香炉1)でも構いません。同じ浄土真宗でも西(本願寺派)と東(大谷派)では具足様式も違います。簡単な見分け方は、西は写真のような色付き、東は金(火立は鶴亀)です。また、浄土真宗本願寺派は位牌を置かず過去帳のみを推奨しています。(地域慣習から位牌を置く在家も多い。ちなみに禅宗系は位牌は必須)
法事時にはこの状態に、上段・中段・前卓(もしくは膳引き)に打敷(刺繍の施された三角の布)を垂らし、浄土真宗本願寺派の基本的な荘厳(飾り)の出来上がりです。

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